マンチェスター・ユナイテッドがスペイン代表MFのフアン・マタを放出する可能性があるようだ。『Express』によれば、ルイス・ファン・ハール監督が売却を望んでいるという。

マタは1月にデイヴィッド・モイーズ元監督が獲得した選手であり、マンチェスター・ユナイテッドは当時のクラブレコードである3700万ポンド(およそ63億円)をチェルシーに支払っている。しかし、今回クラブ側は2400万ポンド(およそ41億円)のプライスタグを設定しており、この価格以上であれば売却に応じる姿勢であるという。

なお、26歳のマタには古巣のバレンシア、イタリア王者のユヴェントス、そしてかねてより噂の根強いアトレティコ・マドリーが関心を示しているとのこと。ユヴェントスについては夏のマーケットでユナイテッドが獲得を目指したチリ代表MF、アルトゥロ・ビダルの取引にマタが含まれる可能性もあるとも報じられている。

ユナイテッドは夏のマーケットで大きな投資を行ってアンヘル・ディ・マリアとラダメル・ファルカオを獲得している。彼らにウェイン・ルーニーとロビン・ファン・ペルシーを加えた攻撃陣のポジション争いは激しくプレミアリーグで実績のあるマタといえどもポジションは保証されていない。多少の損失を出してもできるだけ高値で売却して移籍金を少しでも回収したいとユナイテッド側が考えていてもおかしくないだろう。

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