9月23日、『ANSA』は「イタリア選手協会会長を務めているダミアーノ・トンマージ氏は、老人や子供をベンチにゲストに迎えるという案があることを明かした」と報じた。

先日、ローマのアレッサンドロ・フロレンツィがゴールを決めた際にスタンドの祖母のもとへ走った場面が世界中の感動を呼んだ。

サッカーでは興奮した選手や監督が問題を起こすことも多いが、ゲストとして毎試合ベンチに老人や子供を迎えることで、冷静さを保たせる効果が期待できるのではないか、とトンマージ氏は考えているようだ。

なお、トンマージ氏が参考にしたという「アメリカスカップ」は1851年から続けられているヨットレースで、世界最古のスポーツトロフィーである。船に乗り込むクルーは最大17名であるが、ウェイトの調整目的として18番目のクルーを乗せることが許されており、スポンサー関係者や有名人のゲストを招待することが多い。


ダミアーノ・トンマージ イタリア選手協会会長

「もしアメリカスカップのヨットに搭乗する18番目のクルーのようにコンセプトを変更できれば、全ての試合でベンチにゲストを呼ぶことを考えるかもしれない。

たとえば、子供、祖母、あるいは祖父。彼らはサイドラインでの緊張を緩和させる存在となる」


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