10月28日、『MARCA』は「リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーは、国際石油投資会社(IPIC)とスポンサー契約を結んだ」と報じた。

国際石油投資会社(International Petroleum Investment Company、通称IPIC)は、1984年にUAE政府の出資によってアブダビで設立された。国内で採掘される石油による利益から様々な分野にむけて投資を行っており、日本ではコスモ石油、スペインではCEPSAの株式も所有しているなど、国際的に活動を行っている。

レアル・マドリーは彼らとのパートナーシップによってどれだけの収入を得ることになるのかは発表されていないが、報道によればシーズン2000万ユーロ(およそ27億円)程度ではないかとのこと。

またこれまで言われてきたとおりレアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウの近代化回収を行うために命名権を販売するという方針であり、アブダビがその候補の一つだと言われてきた。

そのためメディアではIPICがその販売先になるのではないかと推測しているが、フロレンティーノ・ペレス会長は式典において「課題である」と話しており、それらの点についてはまだ決まっていないようだ。

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