2014年も残すところあと2ヵ月。各メディアでも年を総括するような企画が続くことに思われるが、『Opta』が2014年に記録されたあらゆるデータを紹介している。 まずご紹介するのは、「今年最もパスを通した選手は?」である。

『Opta』によれば、堂々の首位はドイツ代表としてW杯を制覇したトーニ・クロースであるそうだ。対象となる試合は国内リーグ戦、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ、およびW杯。パス数という数値は当然試合数が多ければ多いだけ有利であるため、所属するチームでどれだけ出場機会を得ているか、また所属するチームがいかに各大会で上位まで進出しているかが重要となる。

この統計によれば、トーニ・クロースは92.2%のパス成功率を誇り、すでに現時点で3000本近いパスを通したことになる。クロースの次にはフィリップ・ラーム、ティアゴ・モッタ、シャビ・アロンソ、マルコ・ヴェッラッティが続いており、長年“パスマスター”の異名をとったチャビ・エルナンデスの名前はなかった。

なお、ゴールとアシストを合計した数字ではリオネル・メッシがトップの52を記録しており、51のクリスティアーノ・ロナウドがやはりこれを追走している。

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