11月に入り、いよいよ開幕が迫ってきた2014年のAFFチャンピオンシップ。
日本の自動車メーカー、スズキが2008年からスポンサーを務めているため「スズキカップ」としてお馴染みの大会は、東南アジア諸国連合(Association of Southeast Asian Nations、通称ASEAN)の最強国決定戦であり、1996年から基本的に2年に一度の開催。マレーシアとタイで開催された前回の2012年大会では、シンガポールが最多となる4度目の優勝を飾った。(※ベスト4以降の試合はホーム&アウェイ方式で行われる)
前回のシンガポールとの決勝戦、2戦合計2-3と惜しくも敗れたのがタイで、ここ4大会で実に3度目の準優勝。優勝3回を誇るASEANの強豪国は近年悔しい結果が続いており、今回こそは!と意気込んでいることだろう。
そのタイ代表が先月末、スズキカップに向けた新ユニフォームを発表している。
少し前までNikeのサポートを受けていたタイだが、2011年から地元のGrand Sportと契約。以降、赤のホーム、青のアウェイという組み合わせが定着しており、ニューモデルは清潔感のある白襟にグラデーションのボーダー柄を採用。横縞のタイ国旗に触発されたデザインのようで、エレガントな中にカジュアルさを備えた印象だ。
準備万端といった感じのタイ。
ただ、今大会はグループステージで、前回王者シンガポール、その前の大会の覇者マレーシア、さらにシンガポールを率いて前回大会を含む3度の優勝を達成しているラドイコ・アヴラモヴィッチ監督を擁し、先日初のU-20W杯出場を決めたミャンマーと同居。まずは4チームによるシンガポールラウンド、この“死のグループ”で2位以内に入る必要がある。(もう一つのグループはベトナム開催)
スズキカップ2014は今月22日に開幕する。
◆欧州サッカークラブ 2014-15シーズンの新ユニフォームまとめ