14日、豊田スタジアムでホンジュラス代表と対戦する日本代表。今回行われるテストマッチ2試合がアジアカップまでの最後の実戦の機会となっており、結果だけではなく内容面でも成果が問われそうだ。
そんな明日の試合で先発出場が見込まれるのが、シュトゥットガルトDF酒井高徳である。酒井は2012年に行われたロンドン五輪のグループリーグ第3戦ホンジュラス戦にも出場している。この時日本は0-0で引き分けているが、ホンジュラスは2位で決勝トーナメントへと進出。酒井も当時のイメージを膨らませていることだろう。
.@VfB Stuttgart's Gotoku Sakai greets fans at Japan's World Cup send-off rally in Tokyo pic.twitter.com/tjDjy8tulI
— OutdoorSportChannel® (@OutdoorSportCha) 2014, 5月 26
現在、そんな酒井にまつわるコメント記事が出回っているが、1つだけ気になるところがあった。当時のホンジュラス代表で覚えている選手として、左利きでゲームメークする10番、ヒューストン・ダイナモでプレーするMFアレクサンデル・ロペスを挙げた部分だ。
ロンドン五輪に出場したホンジュラス代表の10番は確かにアレクサンデル・ロペスであるが、 日本戦には60分からの途中出場であり、しかも彼は右利きのアタッカーである。この試合で左サイドバックとして出場した酒井が対峙した左利きのゲームメイカーというと、おそらく7番のマリオ・マルティネス(SCバルセロナ/ECU)ではないだろうか。彼は今回来日メンバーにも含まれている。
【マリオ・マルティネスはこんな選手】
プレースタイル的には確かに10番タイプであり、もしかしたら記者の聞き間違いか何かかもしれない。今回は親善試合なので問題はないだろうが、正確な情報を持っていないと後々困ったことになるかもしれないので関係者には是非、本人へ伝えてほしいものだ。
キリンチャレンジカップ2014、日本対ホンジュラスの試合は14日(金)午後7時35分より豊田スタジアムでキックオフ。全国テレビ朝日系列で生中継予定。