11月19日、『朝鮮日報』は「イランとの親善試合で敗れた韓国代表のキ・ソンヨン、ソン・フンミンが、失点につながった審判の判定を批判した」と報じた。
18日に行われたイランとの親善試合で、韓国は終盤に失点を喫して1-0と敗北。ネクーナムのフリーキックが2度ポストに当たって戻ってきたところで、GKキム・ジンヒョンとサルダル・アズムンが競り合ってゴールが決まった形であった。
しかし韓国はこれに抗議し、両チームが揉み合うという状況に。試合終了後にはウリ・シュティーリケ監督はこれを誤審だと激しく批判した。
そしてキ・ソンヨンとソン・フンミンもジャッジに対して疑問を呈すコメントを発表。さらにキ・ソンヨンは「相手は守備的だったが、それは自信がなかったからだろう」と相手を挑発した。
キ・ソンヨン
「審判の判定については……あえて僕が何かを言わなくても、サッカーを見たのであれば、その目に映った通りのものだ。
もちろん、そのような判定は乗り越えなければならないが、時にはそれが容易でないことがある。イランへの遠征は様々なことで選手にとっては困難になるようだ。
過去にはホテルの割り当てや練習場の問題もあり、昔からイランはそうだ。審判も同じだ。イランに来るとそのような部分で苦しむ。もちろん、それを跳ね除けようと最善を尽くしたが、結果は良くなかった。
率直に言って、イランが守備的に来るとは思わなかった。イランは昔よりずっと弱くなったようだね。ホームでもラインを下げて守るというのは、我々に勝つ自信がないということ。だから下がったんだろう」
ソン・フンミン
「全体的に見れば、我々が試合を支配したと言っても過言ではない。最後に審判が試合を台無しにした。しかし、敗因は僕が決定力を発揮できなかったことだ。選手ならば当然ゴールチャンスを生かさなければならない。僕はチームを生かせなかった。個人的には非常に物足りない。
(もみ合いについて)
選手は興奮状態にあった。そうなってはいけない状況だった」