12月2日、『A Bola』は「フランス・リーグアンのモナコは、セビージャに所属しているコロンビア代表FWカルロス・バッカの獲得に乗り出すことを考えている」と報じた。
カルロス・アルトゥロ・バッカ・アウマダ、通称”カルロス・バッカ”は1986年生まれの28歳。2011年にクラブ・ブルッヘに入団して欧州に進出し、2012-13シーズンには25ゴールを決めるなど大きな活躍を見せたストライカー。
2013年夏に加入したセビージャでも継続して結果を残し続けており、昨季は14ゴールに留まったものの、ワールドカップで出遅れたにも関わらず今季は既に13試合で9ゴールを決めている。
モナコは今夏同じコロンビア代表のラダメル・ファルカオをマンチェスター・ユナイテッドへ、ハメス・ロドリゲスをレアル・マドリーへ放出しており、戦力ダウンが響いてリーグ・アンでは中位に沈んでいる。監督を務めているレオナルド・ジャルディン氏はカルロス・バッカの獲得を熱望しており、来季の戦力としてチームに引き入れたいという意思を持っているという。
ただし、セビージャは夏にもカルロス・バッカに対しての多くのオファーを断っており、放出する場合は彼に設定されているバイアウト条項(これ以上の額を支払えば契約を解除できる)の3000万ユーロ(およそ42億5000万円)が提示された場合のみであると発表している。