9月27日、フランス・リーグアン第8節の6試合が行われた。各国代表選手がワールドカップ後のコンディショニングに苦しみ、様々な国で強豪クラブが苦戦する中、フランスも全く例外ではないことを証明する結果が見られた。

まずは昼に行われたコートダジュール・ダービー。モナコの本拠地であるスタッド・ルイIIで行われたものの、試合は開始直後にカルロス・エドゥアルドのフリーキックが決まってニースが先制する。

モナコは反撃に出るもチームの調子が上がらず、81分にヤニック・フェレイラ=カラスコがシュートを決めはしたものの、オフサイドで得点が認められず。最後までネットを揺らすことは出来ず、同地域のライバルに本拠地で敗北を喫することになった。

オーナーの方針が転換されたとはいえ、選手の質はリーグ上位クラスであることは間違いない。さすがに12位という順位では、レオナルド・ジャルディン監督の政権にもかなりのダメージがありそうだが……


また、その1時間後にキックオフされたトゥールーズ対パリ・サンジェルマンの試合もまた意外な結果に終わった。

ズラタン・イブラヒモヴィッチが離脱してはいるものの、先日はカーンに勝利して順位を上げていたパリ・サンジェルマン。ところが試合開始から間もなくキーパーへのバックパスをカットされるという大ミスを犯し、ウィサム・ベンニェデルに先制ゴールを許す。

その後、ラベッシとズラタンの怪我を受けて先発を果たしたバエベックが一点を返したものの、攻撃陣はその後沈黙。トゥールーズを相手に1-1の引き分けで終了し、順位も3位に転落することになった。

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