12月11日(木)に原宿のサッカー＆カフェ「mf」で行われるトークイベント、『Talking About Football』の第23回についてご紹介します。

『 Talking About Football Vol.023 アマラオ』

「 KING OF TOKYO 」と呼ばれ、サポーターから狂おしいほど愛された男の話。

「暁星国際学園高等学校サッカー部」ヘッドコーチアマラオ

1992年、ブラジルの名門「パルメイラス」から、JFLの「東京ガスSC 」にレンタル移籍。

その後、Jリーグに加盟した「 FC東京」のチームの象徴として10年以上に渡って活躍しました。

「試合に勝っても負けても、待っていてくれるサポーターがいるんです。それはとても忍耐力がいることです。そんな彼らに自分ができることは、そこに行って話すこと。それがお互いを思いやるということだと思います。」

「何人かの人はもしかしたら、サポーターと距離が近すぎだ、と思ったかもしれないけど、僕にとってはそれがシンプルな対応、最低限の思いやりだと思っています。」

FC東京を去った後も「 KING AMARAL STUDIUM 」という巨大な横断幕がスタジアムに掲げられるほど、サポーターに愛されたアマラオさんは引退後、サッカーの指導者としての道を歩んでいます。

「教えることを通して、学ぶことに自分がトライしないと、何事も得られないということがわかりました。教える方は何も学ばないじゃないか、と思うでしょうが、沢山のことを学びます。教えるということは学ぶということですから。」

今回は、ブラジルでのプロ生活のお話、FC東京を中心とした日本でのお話、そして、指導者としてのお話など、たっぷりと語っていただこうと思います。

「ブラジルにいたときも3部から始まって、パルメイラスでプレーすることができた。代表を目指していたけど長男だし、家族のために日本に来た。JFLのことなんか全然知らなかったけど、J1でプレーできた。そこからまたJ2とかJFLまで落ちてきたけど、また上がれると信じている。ブラジルでも日本でも上がってきたからね。」