12月5日、サウジアラビアサッカー連盟は「ロペス・カロ代表監督との契約を解除することを決定した」と公式発表した。
ロペス・カロ氏はかつてレアル・マドリーでも1シーズン指揮を執ったことで知られるスペイン人監督で、2013年1月にフランク・ライカールト氏の後を継ぐ形でサウジアラビアと契約した。
アジアカップ予選を圧倒的な結果で突破し、先日行われたガルフカップでは地元で決勝に進出。最終的にはカタールに敗れたものの、2位という好成績を収めていた。
しかし、発表によればサウジアラビアサッカー連盟の技術委員会はロペス・カロ監督のサッカーに問題があるという結論に至り、12月5日限りで契約を解除するという判断を下したとのことである。
後任についてはまだ未定となっており、今後アジアカップ本大会までに速やかに新たな監督を決定する予定となっている。
なお、アジアカップ出場国の中で直前に監督の交代を行ったのは3チーム目。バーレーン、クウェートに続いて、サウジアラビアも開幕まで40日あまりという状況の中で体制を変化させるという決断を下した。