ブンデスリーガ第14節、ハンブルガーSVは日本代表FW岡崎慎司にゴールを許すも2-1で逃げ切り勝利を掴んだ。
HSVにとって今季4勝目となったこの試合は記録的なものだったようだ。Optaがこんなデータを教えてくれている。
1 - For the 1st time since the signing of Westermann 2010/11 Hamburg win a Bundesliga match without him (all 6 before were lost). Miracle.
— OptaFranz (@OptaFranz) 2014, 12月 7
「2010-11シーズンにヴェスターマンと契約して以降、彼なしでハンブルクがブンデスリーガの試合に勝つのは初。(これまでの6試合は全て負け)ミラクル」
ヴェスターマンとは2010年夏にシャルケから移籍したDFハイコ・ヴェスターマン(31歳)。 ドイツ代表経験を持つ実力者で、パワフルかつ頭脳的なプレーは高い評価を得てきた。そんな彼は加入以降リーグ143試合に出場、ここ4シーズン常に30試合以上に出場し続けてきた鉄人でもある。
加入5シーズン目となる今季もリーグ12試合に出場していたが、11月末のアウクスブルク戦で負傷交代。左ヒザの靭帯を痛めて年内は欠場し療養に努めるとされている。そんななかでの珍記録樹立?であった。
これまでブンデスから一度も降格したことがないハンブルガーSVだが、近年は苦境にある。そんなチームをヴェスターマンが文字通り支えていたことが窺い知れるデータといえそうだ。(むしろ欠場数の少なさが評価される点かもしれないが)