今年6月までセレッソ大阪にローン移籍していたセルビア人MFゴイコ・カチャルが、ドイツ『Bild』に日本での経験について語っている。

セルビア代表経験もあり、中盤でマルチなプレーができるカチャルは1987年生まれの27歳。セレッソ大阪ではセンターバックとしてプレーする機会が多かったが、セルビアのカテゴリー別代表では1試合5得点を記録したというエピソードもある。

カチャルはこの6月をもって所属元であるハンブルガーSVへとローンバックしていた。セレッソ大阪で出場したJ1の試合はわずかに12。しかし、そのマルチロール性はチームにとっても大きな支えとなり、出国の際には多くのファンが空港までお見送りをしていた。

そんなカチャルがこのほど、『Bild』でコメントを残している。その中では日本でのプレーや日本での経験についても触れられていた。

ゴイコ・カチャル(ハンブルガーSV)

「このチームに再び帰ってくる機会を得ることができ、私は嬉しい。

チームは新たな自信を手に入れた。とてもよくやっているよ。良いシーズンになりうる。

日本でのプレーはとても素晴らしい経験だった。ファンの人たちにありがとうと言いたいし、とても親切だった」

昨シーズン、グロイターフュルトとの入れ替え戦に勝利しなんとか残留に成功したハンブルガーSV。

先日、とある富豪からおよそ23億円にもおよぶ資金援助を受け話題となったが、チームにはトルガイ・アルスランやミラン・バデリ、ヴァロン・ベーラミ、ラファエル・ファン・デル・ファールトといった実力派が揃っている。遠く離れた日本からも、カチャルの健闘を応援したい。

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