12月8日に行われたイングランド・プレミアリーグでサウサンプトンに2-1と勝利を収めたマンチェスター・ユナイテッド。これで公式戦5連勝となり、ランキングでも3位に浮上することに成功した。
しかし、この試合でマンチェスター・ユナイテッドが放ったシュートはわずか3本。対するサウサンプトンは15本と大きな差となった。
プレミアリーグでマンチェスター・ユナイテッドが3本しかシュートを打てなかった試合は2003年8月以来11年4か月ぶりであり、非常に低調な内容だったことがデータからも窺える。
試合後にルイス・ファン・ハール監督は「ラッキーだった」と話した。
ルイス・ファン・ハール マンチェスター・ユナイテッド監督
「サウサンプトンがマンチェスター・ユナイテッドよりもいいプレーをしていたと思う。我々は幸運であった。前半にはあまりにも簡単にボールを失っていた。良いポジションでプレーしていなかった。
サウサンプトンがチャンスを作ったのは、我々がボールを失った時だった。
最初のゴールはサウサンプトンからのプレゼントであったが、しかし2点目はとても良かった。キーパーが前に出て来ると思ったからね。しかしそうならなかった。我々はとてもラッキーだったね。
(前半にパディ・マクネアーを代えたことについて)
パディはまったく自信を持っていなかった。彼は既に3つの大きなピンチを招いていた。私にもパディにも残念なことではあるが、マネージャーとしては勝つための責任がある。変化の後は、我々はわずかに良くなった。
もちろん、これは難しいことであるが、彼にとっては最大の利益でもある。私は多くの変更をした。これは一つの試合だけだ。全ての選手は生き残ることが出来る。こういうものは一つの瞬間だけのことだ」