アジアカップ2015は5日目のナイトゲームを迎え、ホスト国オーストラリアが2戦目を戦う。
初戦で韓国に敗れているオマーンは、キックオフ直後はプレスをかけて全体を前に上げ、チャンスを何度か作るなどいいところを見せた。
しかし、前でしっかりボールが収まるほどの力はなく、その為に押しあがれなければプレッシャーの枚数が足りず、下がれば人数がいる割にマークが安定しない。
オーストラリアがボールを保持し始めるとオマーンはペースを失い、徐々に一方的な展開となっていった。
そして27分、オーストラリアがCKから先制。トレント・セインズバリーがヘディングで合わせ、マット・マッカイがゴールに押し込む。
さらに31分にはマッシモ・ルオンゴの右足アウトサイドでのスルーパスにロビー・クルーズが飛び出し2点目。
さらに前半ロスタイムにはPKを獲得。流れではゴールが決まっていたところを止められて......という判定だったため難しい雰囲気だったが、ミリガンがきっちり決めて3点目。大きなリードを持ってハーフタイムを迎えた。
後半にはオマーンが4-2-3-1に変更し、より攻撃やプレッシングを狙った意識を見せはしたものの、それでもオーストラリアの優勢に変わりはなし。特に再三左サイドを破ってチャンスを作った。
そして70分にはレッキーのクロスから途中出場のトミ・ユリッチが4点目をゲット。これで試合の趨勢はほぼ完全に決まった。
8得点で2連勝という結果を残したオーストラリアはこれで決勝トーナメント進出が決定。また、同じく2連勝している韓国も突破を決め、GL最終節ではグループ首位を争って戦うことになる。