1月18日、『Gazzetta dello Sport』は「ボカ・ジュニオルスの会長を務めているダニエル・アンヘリシは、カルロス・テベスが2016年での復帰を望んでいると明かした」と報じた。
2004年にボカ・ジュニオルスを離れて以来、コリンチャンスやウェストハム、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、ユヴェントスで活躍してきたカルロス・テベス。
彼については現在自身が育ったボカ・ジュニオルスに復帰するのではないかという噂が流れており、今夏にも退団する可能性があるといわれてきた。
しかしボカの会長を務めているダニエル・アンジェリチ氏は、テベスが帰ってくるのは2016年になるだろうと話した。
ダニエル・アンジェリチ ボカ・ジュニオルス会長
「テベスの計画は、再び我々のユニフォームを見につけることだ。2、3年の間、故郷で快適な生活を送るために。彼も彼の子供たちも、家族全員もそれを望んでいる。
もちろん、彼の計画は半年、あるいは1年ほど変わるかもしれないが、現状では2016年に我々の下へと戻ってくる予定だ。
テベスがユヴェントスとの契約を更新するつもりはないと言ったときには、私は驚かなかった。我々のドアが彼に対して大きく開いていることは、言うまでもないね。
テベスは、ファンにとって昔ここにいた選手というだけではないんだ。アイドルである。感情を共有している。時差があるにもかかわらず、ボカの試合を見るために彼は睡眠を遅らせる。
彼は、試合ごとに私にメールを送ってくる。新しいトレーニングセンターを建てる計画を提示した日にも、彼は私のそばにいた。彼は除幕式にも来ると約束してくれた。
私も12月にはユヴェントスと会談した。彼らは私を敵としては見なしていない。理由はシンプルだ。彼らも、テベスの決定を尊重しなければならないと理解しているからだ。
テベスの意図というものが、我々ボカにとっての唯一の武器だ。経済的な状況でいえば、彼の移籍金や給与を払えるなんてことはないからね」