チャンスを逃した南アフリカ、アルジェリアの反撃に耐え切れず......
幸運の女神に振られてしまった南アフリカにはこの後大きなピンチが訪れる。56分にはスリマニの決定的なシュートをGKダレン・キートが鬼気迫る2度のセーブで弾き、まだ運はあるかと思えたのだが......
67分にはついに守備が破られる。左サイドからのブラヒミのクロスをCBのフラチュワヨがクリアし損ね、バックヘッドで自陣に流し込んでしまいオウンゴール。
さらに72分にはグラムの豪快な突破でサイドを破られて失点。逆転を許してしまう。
また、83分にもベルフォディルのスルーパスでスリマニに3点目を決められてしまい、南アフリカはこれで万事休す。PKを決められず、さらにオウンゴールという形で流れがどっかに行ってしまった形となった。
逆にアルジェリアとすれば、非常に苦しい展開の中からも3得点を奪って勝利を収められるだけの力を見せたということで、優勝候補という事前の評価に違わない地力を見せたといえよう。