アンカーとして救世主的活躍も今夏で契約切れ...チームは新契約提示へ

アーセナルはMFフランシス・コクランに新契約を提示する準備をしていると『theguardian』が伝えている。

2008年からアーセナルに在籍するコクランはフランスU-21代表経験も持つ23歳のMF。これまではレンタル続きで今季も11月に2部チャールトンに貸し出されたが、負傷者が相次いだこともあり12月に急遽チームに呼び戻された。

すると、中盤での守備的役割をこなすピースとしてチームにフィット。先日のマンチェスター・シティ戦では鬼気迫るプレーでチームの勝利に貢献してみせるなど評価を高めている。コクランとアーセナルとの契約は今年の夏で満了となるが、最近のインパクトあるプレーにヴェンゲル監督も彼をクラブに留めようと躍起になっているそうで、チームは契約延長の話を進めているところだという。

そのコクランの復帰後のプレーについて、アーセナルMFラムジーもこう絶賛している。「この数週間、彼は本当によくやっている。フットボールにおいてこんなにも急激に物事が変わることができるのはファニーだね。彼は1週間(?)チャールトンに貸し出され、そして戻ってくると毎週チームでやっている。チームのために素晴らしいディフェンス面での仕事をやっているよ。トップの守備的MFになる大いなるチャンスがある」

なお、チャールトンへのローン期間はおよそ1か月ほどで出場も5試合(先発は3試合)だったが、コクラン自身は「チャールトンへのローンは自分にとってとてもいいことで、大いに助けになったと思う。多くの試合を経験できたし、それについてチャールトンに感謝したい」と語っている。

ただ、コクランの“覚醒"ぶりにもヴェンゲルはいまだ守備的MFの補強を狙っているそうで、ターゲットのひとりはサウサンプトンのフランス代表MFモルガン・シュナイデルリンだとされている。ただ、シュナイデルリンはこの冬に移籍はしないとも見込まれており、今後の動向が注目される。

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