1月7日に開幕を迎えたアジアカップもついにグループリーグ最後のスケジュールとなった。引き分け以上で首位突破が決まる日本代表がヨルダンと相対した。
日本が圧倒的な優勢を保った前半
序盤からボールを支配するのは日本。圧倒的にポゼッションし、ほぼ100%試合をコントロールしていた。
ヨルダンはこの試合で4-3-1-2のようなシステムを組み、中盤の形を合わせてセンターを締めるという形をとっていた。
しかし、中央を固めている分、特に日本のサイドバックへのマークがおろそかになり、フリーでボールを持たせていた。
また、すぐに逆サイドの守備がいなくなってしまうという弱点も抱えており、ワイドにボールを動かされるとフリーの選手を作ってしまっていた。
日本はその弱点を生かし、24分に先制点を奪取する。左サイドで乾のスルーパスに岡崎が抜け出しシュート。ヨルダンのGKアミール・シャフィが弾いたところを、ファーで待っていた本田がフリーで押し込んだ。
得点は一つしか取れなかったものの、日本代表はこの後もヨルダンを押し込み続け、危険な場面もほとんどないまま前半を終えた。