ルイス・ファン・ハール監督の下、熟成の時を過ごすマンチェスター・ユナイテッド。現在リーグ戦では11勝7分4敗の成績で勝ち点40を重ねており、4位につけている。
FT: QPR 0 #mufc 2. It's a first league win of 2015 for the Reds thanks to goals from substitutes Fellaini and Wilson. pic.twitter.com/cSFysDqBHE
— Manchester United (@ManUtd) 2015, 1月 17
そんなユナイテッドに関して最近聞かれるようになったのは、「3バックなの? 4バックなの?」というちょっとした論争だ。
戦術家として知られるファン・ハール監督は就任以来3バックと4バックを併用しており、負傷者も相次いだことから、マイケル・キャリックを最終ラインで起用するなど様々なメンバーでこれまでシーズンを戦ってきた。こちらはファーガソン時代からの記録だが、先月28日までの計85試合で連続して先発メンバーを変更しており、試行錯誤は続いている。
そして、不慣れで挑戦的な3バックではなかなか芳しい結果が出ないため一部のファンの間からはシステムに関する意見が出ているのだが、英国『Sky Sports』がユナイテッドのシステムごとにおけるデータを掲載している。
Should Manchester United play a back three or a back four? More analysis on
#MNF: http://t.co/nxJYkeMK4z pic.twitter.com/q6FeIPwDm4
— Sky Sports MNF (@SkySportsMNF)
2015, 1月 19
平均すると3バック時が勝ち点1.7を、4バック時が2.0を獲得しているという今季のユナイテッド。
特に顕著なのは勝率の差で、4バック時の方が10%以上もその値が上昇している。やはり、守備時の安定面に関しては4バックの方が上回っているのかもしれない。
The #MNF team look at the passes made by central defenders this weekend. More here: http://t.co/nxJYkeMK4z pic.twitter.com/eonfwHKurL
— Sky Sports MNF (@SkySportsMNF) 2015, 1月 19
ちなみに、こちらは最終ラインから配給されたパスの数を他チームのものと比較したデータ。
ポゼッション志向の強いアーセナルと比べても4-5倍の数字を記録しており、組み立て方の違いやポジションにおける役割の違いがにじみ出ている。