先日、スマホで電話しながら試合に出場したプロ選手の話題をお届けしたが、世界には色んな選手がいるものである。

26日に行われたU-20南米選手権の決勝ラウンド初戦、ウルグアイ対ブラジルの一戦は 先にQolyでお伝えした通り0-0のスコアレスドローに終わったが、試合終了間際にこんなことがあった。

ウルグアイの主将ナイタン・ナンデスへのラフプレーにより、主審はブラジルのMFワラシに2枚目のイエローカードと退場を宣告。

ワラシは特に抗議もせず一度は素直にピッチを後にする素振りを見せたが、何を思ったのか突然ピッチへと寝っ転がったのである。

すぐにウルグアイの選手が駆け寄り抗議するが、ワラシは悪びれる様子も見せず、結局、最後まで立ち上がることなく担架に乗せられピッチの外へと運ばれていった。

それまで全く怪我をした素振りを見せていなかったので、おそらくは時間を稼ごうと思ったのだろうが20歳以下の選手にしては何とも図太い神経である。

“ブラジルのヤングスターが信じられないほど生意気な芸で時間を浪費"

こう見えてもイタリアの強豪が欲しがる、“新しいエメルソン"

ベテラン顔負けの“寝技"を見せたワラシ(Walace Souza Silva)は、1995年4月4日生まれの現在19歳。

ロナウジーニョを育てた名門グレミオの下部組織出身で、昨年4月にトップデビュー。8月に前セレソン指揮官、ルイス・フェリペ・スコラーリ監督にレギュラーへ大胆抜擢されると、僅かな期間で急激に評価を高め、元FC東京アレシャンドレ・ガーロ監督率いるU-20代表に招集された。今大会はボランチのレギュラー番号である5番を付けている。

そんなワラシには昨年11月、イタリアの強豪ナポリが獲得に乗り出していると伝えられ、イタリアのメディアはかつてレアル・マドリー、ローマ、ミラン、ユヴェントスでプレーした元セレソン主将、エメルソンになぞらえ「新しいエメルソン」と評した。

その他、ポルトガルのベンフィカ、ポルトも関心を持っていると言われ、ポルトガルのメディアはワラシ獲得に必要な金額を560万ユーロ(約7億5000万円)であると報じている。