世界戦略を進めるマンチェスター・シティが新たな動きに出ているようだ。今度はフランスのサンテティエンヌとパートナーシップを結ぶことについて話し合っているという。
ニューヨーク・シティFCを設立し、Jリーグの横浜F・マリノスと資本提携を結ぶなどグローバルな展開を続けているマンチェスター・シティ。マルコス・ロペスをリールにローン移籍させるなど、フランスの移籍マーケットにおける動きも活発になっている。
『Le Progres』によれば、今週マンチェスター・シティの経営陣はフランスに渡っており、サンテティエンヌとパートナシップを結ぶための話し合いを行っているとのこと。このパートナシップが結ばれた場合、マンチェスター・シティのアカデミーの選手たちが出場機会を得るためにローン移籍し、リーグ・アンで戦う事になるという。
現在、マンチェスター・シティのリザーブチームを率いる元フランス代表のパトリック・ヴィエラがこの合意に乗り気なのは間違いないだろう。ヴェイラは既にスウェーデンのユールゴーデンとのパートナシップ締結に関わっているからだ。
”マンチェスター・シティのブランド力で才能ある若手選手を引き寄せ提携先で修行させる"
370億円をかけて新しいトレーニング施設をオープンさせたニュースで感じたように、このパートナシップもマンチェスター・シティの未来を感じる事ができる話と言えるだろう。