先日、“新しいダレイ"として19歳のオランダ人MF、ダレイ・シンクフラーフェンがアヤックスに加入した情報をお届けした。
→ アヤックスが"新たなダレイ"、19歳の才能シンクフラーフェンを獲得
“新しい"の比較対象は当然、元アヤックスで現マンチェスター・ユナイテッドのオランダ代表、ダレイ・ブリントを指すわけだが、実は彼らがオランダ国内で「ダレイ」とは呼ばれていないことをご存じだっただろうか。
ダレイじゃない?正しい発音は?
オランダ語は基本的に幾つかの法則を除いてローマ字読みだ。
その法則の1つが"ei"で「エイ」ではなく「アイ」の発音になる。本田圭佑(Keisuke Honda)がVVV時代、インタビューアーから「カイスケ、カイスケ」と呼ばれ、「(私の名前は)ケイスケ!」と物怖じする素振りすら見せず言い返したことは熱心なファンには有名な話である。
話を戻して、ブリントの"Daley"もそのままローマ字読みすると「ダレイ」になるはずなのだが、そう呼ばれていないとは一体どういうことだろうか。
言葉で説明するより手っ取り早いので早速、こちらをご覧頂こう。
3秒、5秒の辺りをよく聞いていただきたい。
続いては、アヤックスの加入した19歳シンクフラーフェン。
冒頭に名前で呼び掛けている。
また、こちら↑の現地女性の声でもはっきりと、「デイリー・ブリント」と発音されていることが分かる。
これまでの感覚からするとかなりイメージが変わるが、ブリントは「ダレイ・ブリント」ではなく「デイリー・ブリント」だったのだ。