冬の移籍マーケット期限最終日の2日、イングランドのチェルシーはイタリアのフィオレンティーナからコロンビア代表、フアン・ギジェルモ・クアドラードを獲得した。

その移籍金は約48億円と言われており、まさに破格の金額に大きな話題と期待を集めている。

しかしクアドラードに限らず、昨今のコロンビアは立て続けに優れたタレントを世に送り出している。ベテランの筆頭がファルカオなら若手がハメス・ロドリゲス、そして彼ら続く存在として挙げられるのがフアン・フェルナンド・キンテーロだ。現在ウルグアイでU-20南米選手権が開催されているがこの前回大会で優勝したのがコロンビアであり、チームを優勝に導き最優秀選手に輝いたのがこのキンテーロであった。

1954年に始まったU-20南米選手権はこれまで数え切れないほどのスタープレイヤーを輩出しているが、かつては結果、才能の両面でブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ辺りの独壇場という感じであった。しかし近年はコロンビアの躍進が目覚ましく、今大会も非常にハイレベルなチームを送り込んでいる。

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