今大会は現在、決勝ラウンドの真っ最中だ。前回王者として参戦しているコロンビアも順調に勝ち進み、3試合が終了した時点で1勝2分の勝ち点が5。勝ち点7のウルグアイ、アルゼンチンに次ぎ、同4のブラジルを上回る3位と好ポジションに付けている。

今大会のコロンビアは決勝ラウンドのアルゼンチン戦を見ても、そのボール回しの巧みさは出場国のなかでも群を抜いていると言えるだろう。予選ラウンドこそ2敗を喫し、3位での突破であったが内容的には接戦。もしかしたら今大会で一番完成度が高く、強いチームかもしれない。

やや詰めの甘さがあり、アルゼンチンとの一戦ででも終了間際に追い付かれ勝ち点2を落としてしまったが、残り2試合、リオ五輪出場とU-20W杯をかけ対戦するウルグアイ、ブラジル戦も非常に面白い試合となりそうだ。

そんなチームにあって唯一高い決定力を発揮し、また、このたびの移籍で世界を騒がせたクアドラードを連想させる選手を発見したのでご紹介しよう。それが11番を付けるMF、ジェイソン・ルクミだ。

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