エヴァートンとの一戦に勝利し、首位を快走するチェルシー。試合を決めたのはウィリアンの強烈な一撃だった。
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2015, 2月 12
フアン・クアドラードがチェルシー加入後初めて先発したこの試合、チェルシーは0-0で試合を進める。
68分には相手FWロメル・ルカクに決定機を許すも、この日ゴールマウスについたGKペトル・チェフが神がかり的なセービングを見せ、なんとかピンチを脱することに成功。そして試合終了間際、ウィリアンが右サイド斜め45度のエリアからゴール右下へと豪快にボールを蹴り込み、このゴールが決勝点となった。
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試合後、まず真っ先にチェフの下へと駆け寄ったシーンが印象的だったジョゼ・モウリーニョ監督。首位争いを繰り広げるマンチェスター・シティが裏のゲームで勝利したため、きわめて大きな意味を持つ勝ち点3にさぞ満足していたことだろう。
さて、そんなモウリーニョ監督だがこのエヴァートンに先駆け記者会見に出席したのだが、そこで相変わらずのユーモアある返答を見せていたようだ。
話題にあがったのは、契約更新が報じられつつも未だその詳細がまとまらないエデン・アザールの契約問題だ。
レアル・マドリーやPSGといったクラブが触手を伸ばしているとも言われているアザール。モウリーニョ監督はこの件に関して記者から「なぜ契約がまとまらないのか?」と問われたそうだ。
こうした話題にはどっちつかずの表現でその場を取り繕うとするのが一般的であるのだが、さすがは酸いも甘いもかみ分けた新世代の“カリスマ"。ユーモアあるジョークで笑い飛ばしたようだ。
公式HPからそのコメントをご紹介しよう。
ジョゼ・モウリーニョ(チェルシー監督)
「今、良いペンを探しているところなんだ(アザールの契約書にサインするための)。
(百貨店などが並ぶロンドンの)スローン・ストリートに行ってしっかりしたペンを買うにはもう少し時間が必要である。
私にはペンを買うための時間だけが必要なんだ。だけど、買いに行くだけの時間がないと気付いたよ!」