ここまでプレミアリーグの26節を終え、勝ち点47の4位につけているマンチェスター・ユナイテッド。

3位のアーセナルとも5位のサウサンプトンとも勝ち点1差である。

昨シーズン、ユナイテッドは7位でリーグ戦をフィニッシュした。欧州カップ戦の出場権を逃したのは25年ぶりのことであり、“ポスト・ファーガソン"1年目は非常に苦しいものとなった。

そんなユナイテッドにとって今シーズン最大の目標は、なんと言ってもUEFAチャンピオンズリーグへの出場権確保であろう。昨年夏にはアンヘル・ディ・マリアやラダメル・ファルカオ、ダレイ・ブリントなど即戦力クラスの選手を数多く獲得しており、ルイス・ファン・ハール監督にとって4位以内でリーグ戦をフィニッシュすることはもはやノルマとなっている。

しかし、そんなユナイテッドの目標はそう簡単に達成できるものではないかもしれない。

地元紙『Manchester Evening News』によれば、ユナイテッドがリーグ戦で4位以内で終えるには残り12試合で少なくとも8勝が必要であるという。

記事によれば、過去5シーズンのプレミアリーグにおける4位チームの平均勝ち点は72であるそうで、これに到達するには少なくとも8勝が必要になるとのこと(ちなみに、昨シーズンの4位アーセナルは勝ち点79と比較的高めであった)。

また先日お伝えした通り、ユナイテッドは3月からおよそ2ヵ月弱にわたりビッグマッチが連続しており、プレミアリーグだけでもトッテナム戦、リヴァプール戦、マンチェスター・シティ戦、チェルシー戦、アーセナル戦を残している。

12戦8勝というペースは、勝率でいうと6割6分7厘だ。これはかなり頑張らないといけない感じだ・・・。

しかし、ユナイテッドは今シーズンすでに「12戦8勝」というこのミッションを達成してもいる。11月8日から1月17日までの12戦で8勝3分1敗という快進撃を続けており、その再現ができるのか注目が集まりそうだ。

なお、同紙では「ユナイテッドが4位以内でフィニッシュできると確信を持てますか?」とのアンケート企画があるが、投票結果は以下の通り。

「イエス」4割、「ノー」6割といった感じ(25日15時現在)。現地のサッカーファンもユナイテッドの今後の日程をやや不安視しているようだ。

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