先週の日曜日行われた東京マラソン2015、海外勢が多く参加する中でエンデショー・ネゲセ(エチオピア)が2時間6分0秒(大会新記録)での優勝を果たした。
2007年に第一回目が行われ今年で第9回目とすっかりお馴染みになった今大会は市民ランナーや著名人が多数参加する大会としても知られている。
42.195kmを走りぬく持久力・精神力を要求されるマラソンと90分間戦う体力を要求するサッカー、きっと相関関係が見られるに違いない!ということで過去の大会記録をランキング形式で紹介する。
次点:塚本泰史(2012年) 6時間30分30秒
元大宮アルディージャDF。骨肉腫により現役引退を余儀なくされたがその後はクラブ・アンバサダーに就任。2013年には埼玉シティマラソンにも挑戦した。
5位:本田泰人(2009年) 5時間54分04秒
元日本代表ボランチ。鹿島アントラーズで活躍し守備的な働きに定評があった。現役引退後には恐妻家として知られ夫妻でテレビ出演もその後離婚。
4位:前園真聖(2013年) 5時間42分35秒
元日本代表MF/FW。マジカルなドリブルを武器に90年代には一世を風靡した天才。先日行われた『F5WC』にも関わっている。2006年のホノルルマラソンでも完走し同じく約5時間43分で完走した。
3位:川上直子(2011年) 4時間53分21秒
元女子日本代表サイドバック。現役引退後は指導者やテレビの解説でお馴染みに。マラソンは複数参加経験がありベストタイムはこのタイムよりも約1時間早い。
2位:北澤豪(2014年) 4時間34分11秒
元日本代表MF。元々は高い位置でプレーしていたが運動量を武器に中盤のダイナモに転身、ヴェルディの黄金時代を支えた。現役時代の印象さながらに2位。
優勝:北澤豪(2015年) 4時間10分25秒
2年連続の参加、46歳と年齢が1つ増えたにもかかわらず20分以上タイムを縮めているあたりはさすがの一言。来年は「サブフォー(4時間を切ること)」も夢ではない?
現役時代、運動量を武器にしていた北澤氏のタイムが傑出している。やっぱり、サッカーとマラソンには相関関係が?と思いきや、北澤選手は「サッカーとマラソンはべつもの」とコメントしている。
プロサッカー選手ではないが、かつてサッカー業界と縁深かったジローラモさんは2004年のホノルルマラソンで4時間30分45秒で完走している。北澤選手の2014年の記録とタメを張る記録を持っているのはさすがちょい悪親父?
女性のモデルやタレントでも3時間台の記録を出す一方で、男性の元格闘家が5時間台で四苦八苦利したり…。マラソンは 単なる筋力勝負でない奥深いものを証明するデータになった。