2月27日、『Sportlive』は「元チェルシーSDのフランク・アルネセンは、パトリック・ヴィエラがマンチェスター・シティのスポーツディレクターになるべきだと話した」と報じた。
フランク・アルネセンは2005年にチェルシーのスポーツディレクターに就任し、2010年末までその職を務めたことで知られている人物。昨年メタリスト・ハルキウとの契約を打ち切り、現在はフリーの状態にある。
彼は現在マンチェスター・シティの下部組織で監督を務めているパトリック・ヴィエラの資質を賞賛するとともに、チキ・ベギリスタインの後を継がせるべきであると話した。
フランク・アルネセン
「ヴィエラは正しい道を進んでいるし、彼はこれで精一杯ではない。マンチェスター・シティはそれをもっと見るべきだ。
彼は非常に知的な男で、好青年だ。選手時代に至る所でプレーしたので、現代のサッカーに必要な様々な言語を話すことも出来る。
ヴィエラは決定をする必要があるよ。指導者の道に進むのか。監督になりたいのか、あるいはテクニカルディレクターになりたいのか? 彼はトップチームでの仕事をする準備をしている。どこに行くかは分からないがね。
(ヤヤ・トゥレが引退後にシティのSDになるという噂を代理人が流しているが)
選手から直接ディレクターになるのは無理だ。
私はいつも思っている。引退後にすぐクラブで仕事をすることは素晴らしいが、もしコーチングの経験なしにそうなったら選手を殺してしまうかもしれない。それは選手にもクラブにもフェアなことではないよ。
あなたも偉大な選手を何人も見てきただろう。彼らは、自分たちに可能性を与えるべきだと思っているが、それは彼らの未来を殺す。長い目で見れば偉大なディレクターになるかもしれない潜在能力を持つ人物を失ってしまう」