先週末、J1登録選手の出身地(人数)、都道府県ランキングをお届けしたが、今度はJ1-J3全選手を対象にしたランキングをご紹介しよう。

J1は日本最高峰の舞台であるが、都道府県レベルでの育成と裾野の広がりを考慮した場合、ここでの順位がより現在の日本サッカー界の縮図と言えるものになるかもしれない。

今年、リーグ開幕前の6日までに登録を済ませた選手は52クラブ1491人(2種を含む)。その結果がこちらだ。

1位 159人 東京都

2位 128人 神奈川県

3位 101人 埼玉県

4位 97人 大阪府

5位 87人 千葉県

6位 81人 静岡県

7位 66人 ブラジル

8位 64人 兵庫県

9位 52人 福岡県

10位 46人 大韓民国

11位 38人 愛知県

11位 38人 北海道

13位 36人 広島県

14位 34人 熊本県

15位 33人 茨城県

16位 29人 鹿児島県

17位 26人 滋賀県

18位 24人 京都府

18位 24人 群馬県

18位 24人 三重県

21位 21人 大分県

22位 20人 長崎県

23位 17人 宮城県

24位 15人 栃木県

25位 14人 岡山県

25位 14人 奈良県

27位 13人 愛媛県

27位 13人 岐阜県

27位 13人 山口県

30位 12人 宮崎県

30位 12人 新潟県

32位 11人 沖縄県

32位 11人 山梨県

34位 8人 香川県

34位 8人 佐賀県

34位 8人 富山県

37位 7人 岩手県

37位 7人 秋田県

37位 7人 長野県

40位 6人 和歌山県

41位 5人 石川県

41位 5人 島根県

41位 5人 徳島県

44位 4人 山形県

44位 4人 青森県

44位 4人 鳥取県

44位 4人 福島県

48位 3人 アメリカ合衆国

48位 3人 クロアチア

48位 3人 コロンビア

48位 3人 スロベニア

48位 3人 セルビア

48位 3人 高知県

54位 2人 オランダ

55位 1人 アルゼンチン

55位 1人 イタリア

55位 1人 イングランド

55位 1人 ウルグアイ

55位 1人 オーストラリア

55位 1人 ジャマイカ

55位 1人 トリニダード・トバゴ

55位 1人 ナイジェリア

55位 1人 ニュージーランド

55位 1人 フランス

55位 1人 ブルキナファソ

55位 1人 ペルー

55位 1人 ポーランド

55位 1人 マレーシア

55位 1人 中国

55位 1人 福井県

今回も日本生まれの選手は国籍に関わらず都道府県で、外国生まれの選手は出身地ではなく国名で計算しているのでご注意を。また、Jリーグ・アンダー22選抜の選手は2重登録となるので除外している。

1位は159人で、J1出身者の数でも首位を獲得した東京となった。2位もJ1ランク同様、神奈川で128人。J1では5位だった埼玉が101人で3位となり、上位3つを首都圏のチームが独占した。J1で3位だった大阪は4位となっている。

外国のなかではブラジル人の66人でトップ。韓国が46人と続き、あとは大きく離れて3人のアメリカ、クロアチア、コロンビアと続いている。

また、前回お届けしたJ1のランキングでは残念ながら1人もいなかった香川、高知、福島、和歌山の4県であるが、今回は香川の8人を筆頭に和歌山6人、福島4人、高知3人と一気にランクアップ。その一方、福井県が1人のままで都道府県、最下位に転落してしまった。

Jリーグのクラブが地元にあるかどうかも大きく左右するため、この数字がイコールでその都道府県のサッカーレベルを示すものではない。しかし、1つの指標にはなるだろう。10人にも満たず下位に沈んだ都道府県、とりわけたった1人と寂しい結果に終わった福井県民、サッカー関係者には奮起を期待したい。

ところで福井県の1人は誰だかご存知だろうか?正解は次ページで!

【次ページ】今年唯一の福井県出身Jリーガーって誰!?