オランダ1部、ドルトレヒト対フェイエノールト戦の終了間際に勝負を分けるシーンがあった。
後半アディショナルタイム、1点を追うドルトレヒトのコーナーキックで…。
最後のチャンスとばかりに相手ゴール前に上がったドルトレヒトのGKフィリップ・クルトはジャンプ一番!渾身のヘディングシュートは完璧なコースに決まったかに思えたが、フェイエ守護神ケネス・フェルメールが素晴らしい反応でゴールを死守。GKのプライドがぶつかり合うような熱いシーンであった。
このフェルメールの渾身のスーパープレーもあり、フェイエが2-1で辛勝。フェイエを率いるルッテン監督は「今季のベストゲームでないことは明らかだが、(チームは)なんとしてでも勝ちたがっていたのが見えた」などと語っていた。そのフェイエは現在3位、一方のドルトレヒトは最下位となっている。