以下がそのリストである。
シウヴィーニョ(1999-2001)
フアン(2001-2004)
エドゥ・ガスパール(2001-2005)
ジウベルト・シウヴァ(2002-2008)
ジュリオ・バチスタ(2006-2007)
デニウソン(2006-2011)
アンドレ・サントス(2011-2012)
ガブリエウ・パウリスタ(2015-)
今年1月、ガブリエウがアーセナルへ加入した際に『skysports』は、「ガブリエウはアーセナルに加入する7人目のブラジル人」と紹介していたが、プレー経験のないフアンも含めるとおそらくは8人目である。
※なお、ブラジル出身のエドゥアルド・シウヴァが2007-2010年までアーセナルに在籍しているが、彼は加入当初からクロアチア人に帰化していたためここでは除外する。
Gabriel Paulista becomes the seventh Brazilian to play for
#afc We look at the previous six http://t.co/PqYedrMclj pic.twitter.com/fjmxBrKOFs
— Sky Sports Football (@SkyFootball)
2015, 1月 28
この8人のうち上2人とアンドレ・サントスの3人が左サイドバックというのも興味深いが、今回それはさて置き、8人中デニウソンを除く7人がセレソン経験を持っている(デニウソンも招集歴はある)。
そのなかでアーセナルで確かな足跡を残したのはエドゥ・ガスパールとジウベルト・シウヴァ、セレソンで活躍したのはジウベルト・シウヴァとジュリオ・バチスタであろう。
エドゥは黄金期のアーセナルで活躍した1人だが、当時タレントが豊富だったセレソンのポジションには割って入ることは出来ず、逆にドゥンガ体制で重宝されることとなるジュリオ・バチスタは期限付きで加入したアーセナルでは目立った結果を残せなかった。
つまりサッカー界のなかで最も華やかな部類に属するクラブと代表で、最も活躍したのが皮肉なことに最も地味な選手に数えられたジウベウト・シウヴァただ1人ということになる。
そして今回、アーセナル所属のままセレソンに招集されるのはそのジウベルト・シウヴァが在籍していた2008年以来、実に約7年ぶりのことである(アンドレ・サントスは2011年のコパ・アメリカに出場しているが、当時の所属はフェネルバフチェでアーセナルへ移籍して以降セレソンに招集されていない)。
意外にもリンクしないアーセナルとセレソンの関係。
アーセナルでまだポジションを確保していないガブリエウが招集されたのは、29日のチリ戦がロンドンで開催されることもあるだろうが、ジウベルト以来久しぶりにアーセナルから活躍するセレソンプレイヤーになるだろうか。