2000年のシドニー五輪でブラジル代表の10番を背負うなど、屈指のテクニシャンとして名を馳せたアレックスことアレクサンドロ・ジ・ソウザ。37歳になったレフティーは昨年末に現役からの引退を表明し、このほどアリアンツ・パルケで引退試合が催された。

コパ・リベルタドーレスを制覇した1999年当時のパウメイラス対アレックス・フレンズという対決となった試合にはあのエジムンドらが参加。そんな“お別れ"試合でのあるワンシーンが話題になっている。

サウヴィオ元主審(現在は審判業から引退し、ESPNでコメンテイターをしているそう)がバニシング・スプレーを使って描いたのは「ALEX」の文字。これにはアレックス本人も笑顔、そして観客も喝采を送っていた。ラテンのノリらしい粋な演出であった。(書きやすい名前だったのもよかったかも)

記念の試合で自らゴールも決めたアレックスは「素晴らしい気持ちになった。パウメイラスのユニフォームを再び着れたからね。僕のキャリアにおいてともにプレーする機会のあった選手たちにも会えた。とてもエンジョイできた」とその思いを語っていた。今後は指導者になるべくすでに勉強をスタートさせているそうだ。

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