ローマの他の動きは?
ヴァルテル・サバティーニ氏が「冬の補強に失敗したかもしれない」と話したローマ。セリエAでは後半戦で非常に苦しんでおり、チャンピオンズリーグ出場権を逃したら……という話も徐々に大きくなってきた。
もしそうなった場合は、ルディ・ガルシア監督のみならずヴァルテル・サバティーニもチームを離れ、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチも退団してしまうのではないかという報道もある。
ただ、その一方で獲得の噂も多い。
先日浮上したのは、フィオレンティーナとの契約を更新しないことを発表しているブラジル代表GKネトの噂。
彼に対してはユヴェントスが接近していると言われていたが、ここに来てローマもデ・サンクティスの後釜として考え始めているという。それまでのGKの補強候補といえばペトル・チェフやサミール・ハンダノヴィッチであったが、ネトの方がより現実的な対象である。
また、かつてルディ・ガルシア監督が率いていたリールでプレーしていたフランス代表MFアントニオ・マヴバ、そして同代表DFリュカ・ディーニュもその候補であるという。
アントニオ・マヴバは今季がリールとの契約最終年度であり、ガルシア監督とも連絡を取り合っていることを認めている。フリーでローマからの誘いがあれば移籍する可能性は高いだろう。
フランス屈指の若手DFとして知られるリュカ・ディーニュは、現在パリ・サンジェルマンでマクスウェルの後塵を拝しており、出番が乏しい状況にある。
先日そのライバルが1年間契約を更新したこともあり、ローマは彼をローンで借りることが出来ないか考えているとのことだ。