イングランド代表の最多得点記録更新が間近と迫ったウェイン・ルーニー。今夜、トリノでイタリア代表との国際親善試合に挑む。

先日行われたEURO2016予選のリトアニア戦でゴールをあげたルーニーは、この時のゴールが代表通算47得点目。同国の最多得点記録者であるボビー・チャールトンまであと2得点、2位のギャリー・リネカーまであと1得点となっている。キャリアを積んだとはいっても、まだ29歳のルーニー。2015年中に新記録を樹立するだろう。

「サッカーの母国」イングランドでは、ボビー・チャールトンの記録を塗り替えるストライカーはこれまで現れなかった。アラン・シアラーやマイケル・オーウェンなど世界クラスのストライカーも数多くのゴールをたたき出したが、49得点には及ばず。ルーニーもこれまで様々な選手とセットを組んできた。

今回は、ルーニーがこれまでのイングランド代表キャリアの中で2トップを組んだ選手とその際の成績をご紹介しよう。

マイケル・オーウェン:20試合先発出場8得点
(ルーニーは7得点)

エミール・ヘスキー:10試合先発出場先発1得点
(ルーニーは4得点)

ダリウス・ヴァッセル:1試合先発出場0得点
(ルーニーは0得点)

ジャーメイン・デフォー:10試合先発出場5得点
(ルーニーは2得点)

ダレン・ベント:6試合先発出場3得点
(ルーニーは0得点)

ピーター・クラウチ:5試合先発出場2得点
(ルーニーは0得点)

アンドリュー・ジョンソン:3試合先発出場0得点
(ルーニーは1得点)

ダニエル・スターリッジ:7試合先発出場1得点
(ルーニーは4得点)

ジェイ・ロドリゲス:1試合先発出場0得点
(ルーニーは0得点)

最も多くセットを組んだのはマイケル・オーウェン。20試合先発しており、2人で15点をゲットしていたようだ。内訳もオーウェン8点、ルーニー7点と良いバランスで得点しており、まずまずの関係であったことが分かる。

しかし、それ以降は定まったパートナーがいなかったようで、ヘスキーとデフォーが10試合ずつルーニーとコンビを組んでいる。中には2003-04シーズンにクリスタル・パレスで爆発し、27得点をあげる活躍を見せたアンドリュー・ジョンソンという懐かしい名前もある。

今後ハリー・ケインがさらなる成長を見せ、ルーニーと見事なホットラインを見せるのだろうか?

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