最終予選唯一のアウェイ2連戦となる日本代表の11月シリーズ。

9月と10月の代表活動では、高井幸大、望月ヘンリー海輝、関根大輝といったパリ五輪世代の選手が初招集され、このうち高井が初戦の中国戦で代表初キャップを刻んでいる。

そこで、この11月を含む近い将来にA代表へ初招集されそうなパリ世代のタレントを3名紹介する。

小久保玲央ブライアン

GK/2001年1月23日生まれ

まずは、パリ五輪で日本の守護神として大活躍した小久保玲央ブライアン。

チームは準々決勝でスペインに敗れたが、難敵ばかりのグループステージで3連勝の立役者となり、そのパフォーマンスは「国防ブライアン」とも評された。

クラブでもこの夏、鈴木彩艶がパルマへ移籍したことに伴い後釜としてシント=トロイデンへ移籍。4節のデンダー戦からここまで全試合にフル出場しており、毎試合のように好セーブを見せている。

現代表のGK陣は1歳年下の鈴木以外、大迫敬介、谷晃生といった国内組。「常にA代表が目標だった」という小久保をいつ呼ぶかは森保一監督次第と言える。