4月12日、『O Jogo』は「リーガ・エスパニョーラのバレンシアは、ベンフィカに所属しているアルゼンチン代表MFニコ・ガイタン、同代表MFエドゥアルド・サルビオの2名を獲得したいと考えている」と報じた。
オスバルド・ニコラス・ファビアン・ガイタン、通称"ニコ・ガイタン"は1988年生まれの27歳。2010年にボカ・ジュニオルスからベンフィカに加入し、レアル・マドリーに移籍したアンヘル・ディ・マリアの後釜としての役割を十分以上にこなしたアタッカー。ドリブル突破や裏への飛び出し、カットインからのシュートなど様々な攻撃面の能力を備えている左ウイングである。
エドゥアルド・サルビオは1990年生まれの24歳。2010年にアトレティコ・マドリーからベンフィカに貸し出されて活躍を見せ、その後スペインに戻ったものの1年後に保有権を買い取られた経験を持つ。圧倒的なテクニックとヘディングでの得点力という2面を備える珍しい右ウイング。
バレンシアは昨年夏にベンフィカからロドリゴ・モレノ、アンドレ・ゴメスの2名を引き入れており、オーナーのピーター・リム氏はポルトガル人代理人ジョルジュ・メンデス氏と懇意であることも有名である。