バルセロナにおける育成組織ピラミッドの頂点に位置し、スペイン2部にあたるリーガ・アデランテで戦うバルセロナB。

アレン・ハリロヴィッチやムニール・アル・ハッダーディ、ジャン=マリ・ドングといった次世代のスター候補が多数在籍している。

そんなバルセロナBに危機が迫っている。先週末に行われたリーグ戦第33節ベティス戦に敗れ、最下位に転落してしまったのだ。

リーガ・アデランテは22チームが参加するリーグ戦。19位から22位までの下位4チームが3部へと自動降格するレギュレーションである。現在のボトムハーフはこうなっている。

チーム名の一つ右の列が勝ち点である。バルセロナBは30、サバテルは32、レクレアティーボは32、ラシン・サンタンデールは32となっている。

昨シーズン、バルセロナBは2部リーグで3位に輝いた。本来であれば昇格プレーオフへの出場権を確保できるのだが、同一クラブ内のチームが同じリーグに在籍することは認められていないため、バルセロナBに昇格権はなかった。いずれにしても、昨シーズンのバルセロナBは好成績を残していたのだ。

しかし、今シーズンのバルセロナBは開幕以降元気がなく、目下10戦未勝利。2月にはエウセビオ・サクリスタン監督を解任しており、ジョルディ・ビニャルスを新監督に迎えたが未だ勝利は掴めていない。

仮にバルセロナBが降格すれば、3部(セグンダB)でプレーするのは2009-10シーズン以来のこと。トップチームでのプレーを夢見る俊英が多数在籍するチームだけに、その今後に注目が集まりそうだ。

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