4月21日、イタリア・セリエAのカリアリは「ズデネク・ゼーマン監督がチームを離れることになった」と公式発表した。

今季ズデネク・ゼーマン監督の指揮の下でスタートしたカリアリであるが、成績が低迷したため、昨年12月に指揮官交代を決断し、クリスマスイブにジャンフランコ・ゾラ新監督と契約を結んだ。

しかし新体制の下でも調子は上向かず、クラブは3月初めにジャンフランコ・ゾラ氏を解任することを決定。そして新監督にはズデネク・ゼーマン氏を復帰させると発表した。

ところが、それでもチーム状態は改善されず、先日は練習場に数十名のファンが侵入し抗議活動を行うという事件も発生。そして本日ズデネク・ゼーマン氏がクラブに辞表を提出し、それが受理された。

なお後任についてはまだ決まっていない。

メディアではプリマヴェーラの監督を務めているヴィットリオ・プスチェッドゥ氏が有力と言われており、そのアシスタントには元ホンジュラス代表FWダビド・スアソが就任する可能性が高いと言われている。

また、一部ではまたジャンフランコ・ゾラ氏が復帰するのではないかという話もある。

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