バルセロナのGK、マーク=アンドレ・テア・シュテーゲンは現在の状況にフラストレーションを感じていることを明かした。
長らくカンプ・ノウのゴールマウスを守ってきたビクトル・バルデスがクラブを離れ、テア・シュテーゲンと共にチリ代表GKクラウディオ・ブラボを補強したバルセロナ。リーガではブラボ、CLとコパ・デル・レイはテア・シュテーゲンを起用している。
両者は一つのポジションを争うライバルだが、テア・シュテーゲンがブラボのビッグセーブを誉め称えるという「フォア・ザ・チーム」の姿勢について先日報じたばかり。しかし、テア・シュテーゲンの内心ではやはり気になる部分があるようだ。『11Freunde』が以下のように報じた。
マーク=アンドレ・テア・シュテーゲン
(バルセロナ所属、ドイツ代表)
「自分が代役を務めていると感じることは全くない。チャンピオンズリーグで継続的に起用されている代役を見たことが無いからね」
「だが、良い状況ではない。それを隠すつもりはないよ。当然、全試合でプレーしたいよ」
「我々の間(=ブラボとの間)に問題は無いし、いつも話をしている。彼に悪いことが起きることは一切望んでいないが、(彼を)上回ることに挑戦しているよ」
不満があることを明言しつつも、プレーで上回ることを誓うテア・シュテーゲン。10歳離れたブラボを控えに追いやる日が来た時、彼の努力が実ったと考えて良いだろう。