今回の発表によれば、2016年以降も「フィリップス」はスポンサー自体は続ける見込みだが、それはメインスポンサーとしてではなくそれに次ぐものであり、新契約についての交渉開始は別のユニフォームスポンサーを迎え入れる可能性を発生させるものであるとしている。

要は「フィリップス」はメイン(ユニフォーム)スポンサーから降りる可能性があるということ。そして、クラブとして商業的な成長機会について吟味することに時間をかけるともしている。

PSVのGM、トン・ヘーブラントはこのようにコメントしたとのこと。

「このインパクトについて我々は理解している。だが、両者の強いつながりは維持されるだろうし、PSVにとって究極のゴール(目標)は新たなスポンサー契約がクラブの商業的収益を増やすこと。フィリップスとPSVはともに確信している」(オランダ語HPと英語HPで表現に若干の差異あり)

一方、Philips BeneluxのCEO、ハンス・デ・ヨング氏は「我々はクラブのスポンサーを続けるだろう」としつつ、「PSVに成長する機会を提供したい」などとコメントしている。

PSVの胸スポンサーは30年に渡って「フィリップス」が務めてきたそうだが、そこに変化が起きるかもしれない。

なお、PSVは来季からユニフォームサプライヤーがNIKEからUmbro(アンブロ)に変更になることがすでに決定している。こちらは20年続いたNIKEとの契約が終了した形で、お馴染みだった「PHILIPS」とNIKEとの組み合わせも一旦見納めになる。

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