4月22日、イングランド・プレミアリーグのエヴァートンは公式サイトで南アフリカ代表MFスティーヴン・ピーナールのコメントを掲載した。
2007年にボルシア・ドルトムントからエヴァートンに加入したピーナール。トッテナムに一度移籍したものの1年半後に復帰し、グディソン・パークで長くプレーし続けていることで知られている。
しかしその反面膝や鼠蹊部の怪我に苦しんでいることも有名で、今季もこれまでわずか9試合の出場に留まっている。
4月11日のスウォンジー戦で久々のスタメン出場を果たしたピーナールは、現役引退を考えるような状況だったことを明かした。
スティーヴン・ピーナール
「ある時は、僕は現役を引退してキャリアを切り上げた方がいいのではないかと思っていた。
しかし、その一方でいろいろな人々に会うことを楽しんでいたし、だからこそ強くあらなければならない、進み続けなければならないと思っていた。
練習をしないで家にいると、とても落ち込んでしまうんだ。しかし、ドアを開けて歩きだせば、このグループの中に友情があり、それをいつも楽しんでいる。
たとえ負傷しても、常に笑うことが出来るし、それが僕を前に進ませてくれる。選手の一人であるために、それが僕を立ち上がらせてくれた」