4月24日、『AP』は「ロシア・プレミアリーグのディナモ・モスクワは、ファイナンシャル・フェアプレー制度の違反により処罰を受ける可能性が高くなっている」と報じた。

昨年夏に600万ポンド(およそ11億円)で現役フランス代表MFマテュー・ヴァルブエナを獲得したことで知られているディナモ・モスクワ。

2009年にエネルギー産業で一財産を築いた大富豪ボリス・ローデンベルグ氏がオーナーとなり、その後は多くの投資が行われ、ヨーロッパリーグの常連に。今期はベスト16にまで進出している。

しかしUEFAは公式サイトでディナモ・モスクワの経営について規則に違反している可能性が高いとして、更なる調査に進むことを発表した。

もし制裁が行われることになれば、来季のUEFAでのコンペティションにおける賞金の剥奪、また大会において登録できる選手数の制限などのペナルティが科せられることになる。

一方、同じように調査の対象となっていたブルサスポル(トルコ)、アンジ・マハチカラ(ロシア)などは、違反はないことが確認され解放されている。

モナコ(フランス)、インテル、ローマ(イタリア)などについては今後も調査が継続して行われる予定となっている。

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