元FC東京の指揮官で現在U-20、五輪ブラジル代表を率いるアレシャンドレ・ガーロ監督は29日、来月ニュージランドで開幕するFIFA U-20W杯に向けた候補メンバー26人を発表した。
大会5度の優勝を誇る王国ブラジル。しかし今年初めに行われたU-20南米選手権で4位と奮わず、ガーロ監督はその時のメンバーを9人しか選ばなかった。チェルシー加入が濃厚と報じられるナタン、“新しいポグバ"と称されユヴェントスが狙うジェルソン、“Newネイマール"のガブリエウやマウコンらを外している。
その一方、U-20南米選手権で4ゴールを決めたマルコス・ギリェルミ、“フッキの後継者"として期待を集めるケネジらは引き続き招集を受けた。また、ベルギーで生まれ育ち、現在マンチェスター・ユナイテッドに所属するアンドレアス・ペレイラ、レアル・マドリーの下部に属するジェアン・カルロら外国クラブでプレーする5選手を新たに選出している。
ブラジルは来月11日に国内で合宿を開始し、同16日までに大会規定の21選手に絞りオーストラリアへ出発する予定。E組に入った本大会ではナイジェリア、ハンガリー、北朝鮮と対戦する。
GK:
ジェアン(バイーア)
ダヴィジ(クリシウーマ)
DF:
ルーカス(サンパウロ)
イアゴ(クリシウーマ)
ホドリゴ(コリチーバ)
ジョルジ(フラメンゴ)
MF:
ダニーロ(ブラガ/POR)
ジャジャ(フラメンゴ)
マテウス・ビテコ(グレミオ)
アレフィ(マルセイユ/FRA)
アンドレアス・ペレイラ(マンチェスター・ユナイテッド/ENG)
ガブリエウ・ジェズス(パウメイラス)
FW:
ジュジヴァン(クルゼイロ)
カイオ・ランジェウ(カリアリ/ITA)
ブルーノ・ロピス(クリシウーマ)
ジェアン・カルロ(レアル・マドリー/ESP)