3人目の候補はかねてより噂が流れ続けているドルトムントのドイツ代表DF、マッツ・フメルスだ。これまでドルトムントもフメルスも移籍の噂を否定し続けてきた。しかし、ドルトムント指揮官のユルゲン・クロップの退任が決定。フメルスの去就にも影響があるのではないかと噂されている。獲得が実現すればDFリーダーとして大きな期待を寄せることができるだろう。

フメルスの同僚、イルカイ・ギュンドーアンも獲得候補の1人だ。ドルトムントの中盤で確かな存在感を発揮するギュンドーアンだが、契約は来年の夏までとなっており、未だクラブとの契約延長に応じていない。今夏のステップアップを狙っていると噂されており、夏の移籍ウィンドウで売却される可能性が非常に高い選手だ。

最後の1人はシーズンを通して移籍が騒がれ続けたサウサンプトンの右サイドバック、ナサニエル・クライン。イングランド代表にステップアップした彼はユナイテッドが最優先で獲得を狙っている選手の1人。サウサンプトン側は放出したくない意思を表明しているが、昨年も同様の態度を見せつつも主力を売却した。ユナイテッドが巨額の移籍金をオファーすれば応じる可能性は高そうだ。

今回、2億ポンドという予算が報じられた背景には3つの理由がある。一つは8月から始まるアディダスとの年間7500万ポンドの契約。そして、トップ4でフィニッシュすれば8000万ポンド。最後にチャンピオンズリーグの収益で4000万ポンド。総額約2億ポンドという計算のようだ。

シーズン終了前にデパイの獲得にこぎつけることに成功したユナイテッド。残りの5人の獲得が実現するかどうかは交渉次第だが、夏の移籍ウィンドウが開く前に幸先の良いスタートを切ったのは間違いない。

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