バレンシア相手に2-2と引き分けたレアル・マドリー。

首位を走るバルセロナが勝利したことでこれで勝ち点差は4にまで広がり、リーグ制覇は厳しい状態となった。

パコ・アルカセルとハビ・フエゴにゴールを許し、一時は0-2とリードを許したレアル・マドリー。しかし、後半にペペとイスコがゴールをあげなんとか最悪の展開は免れた。

そんなマドリーにはこの試合、大きなチャンスがあった。前半終了間際のアディショナルタイム、PKを獲得したのだ。

ここまでリーガで42得点をあげているロナウドがPKスポットに向かいこれを蹴ったのだが、このキックはバレンシアGKジエゴ・アウヴェスにストップされる。そして、このPKストップがメモリアルなものだった。

スペイン『AS』によれば、ジエゴ・アウヴェスはこれがリーガ通算16本目のPKストップ。これはバルセロナの前テクニカルディレクターで元スペイン代表GKアンドニ・スビサレータが持っていた記録に並んだのだという。

世界屈指のPKストッパーとして知られるジエゴ・アウヴェス。一説によればこれがリーガ通算37本目のPKであり、その阻止率は驚異の43.24%である。

また、欧州主要5大リーグにおける過去3シーズンでのPK阻止数は、インテルGKサミール・ハンダノヴィッチに次ぎ暫定2位となっているようだ。

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