デイヴィッド・モイーズ
「(選手については?)
カルロス・ベラは素晴らしいタレントを持ち、面白い選手だ。そして笑顔を絶やさず働くグッドガイであり、何かを起こせるソリストでもある。彼が本当に最高の状態になれば、ヨーロッパのベストプレーヤーの一人になるだろう。ベラは違いを作りだせる。
2年前、ラ・レアルは4位で終了した。そして、レアル・マドリーにイジャラメンディが去っていった。そして7位に後退した。
今季、アントワーヌ・グリーズマンがアトレティコ・マドリーに去った。クラウディオ・ブラボがバルセロナに去った。我々がそのレベルに戻れるための力を与えてくれる選手を見つける必要がある。10人は要らないが、2~4名は間違いなく必要だ。
新しいアナリストがほしい。チーフスカウトはいるが、もう一人欲しい。違う国のスカウトを準備したい。私は新戦力募集のためのプロセスをスタートさせた。いつかそれは我々を助けてくれるだろう。コストはかかるが、長期的には抑えられる。
(バルセロナ戦については)〔※2-0で敗北した〕
彼らは別の惑星にいるようだ。ボールを奪うのは難しい。誰もがアンドレス・イニエスタに驚かざるを得なくなる。
スアレスはバルセロナに9番という存在を与えている。彼の仕事率に値するだけの称賛は得ていないね。彼は事実上あらゆる試合に出ている……だから、休んでくれるだろうね(笑)
ただ、我々のスタイルは、勝利を求めていくことだよ。
(ニューカッスルやウェストハムから興味を集めている。スペインを去る気は?)
ない。憶測はいつもあるが、私は仕事をするためにここにいる。次のシーズンのスタートが最高のものにできるよう、出来る限りのことをやりたいと思っている。
大きな変化は不必要だと思っているが、改善したいもの、変わってほしいものがある。我々を助けてくれるであろう、小さなものが。そして、それが出来れば……
私はここにいるよ。どこにも行きはしない」
スペインに渡ったモイーズ、新たな生活とラ・リーガを語る
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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