5月9日、『Gazzetta dello Sport』など各メディアは「イタリア・セリエAのジェノアにUEFAライセンスが発行されず、ヨーロッパリーグに出場することが不可能になった」と報じた。
現在セリエAで7位に付けているジェノア。ヨーロッパリーグ出場権が得られる6位(本来は5位だが、コッパ・イタリアで首位のユヴェントスと3位のラツィオが勝ち残っているため)のサンプドリアまでは勝ち点差わずか1となっており、射程圏内に入っている状況にある。
しかし、今回ジェノアはライセンスの認証に必要なドキュメントの提出の締め切りを守らなかったとのことで、ヨーロッパリーグへの出場が認められないことになった。
なお、ジェノアは上訴委員会に訴えを起こし、裁定の撤回を求めていることを発表しているため、状況が確定したわけではない。裁判は5月16日に行われる予定となっている。
しかしこのままライセンスが発行されなかった場合はヨーロッパリーグに出場することは出来なくなり、8位のインテル、9位のトリノ、10位のミランあたりにとっては有利な状況になる。