5月13日、『Tuttlegapro』は「レガ・プロCに所属しているUSレッチェは、チーム売却交渉の進行具合について数日中に記者会見を開く」と報じた。

かつてデリオ・ロッシやズデネク・ゼーマン監督が率いてセリエAを戦ったことで知られるレッチェ。特にゼーマン監督時には圧倒的な攻撃サッカーを見せ、記録よりも記憶に残るチームとして有名になった。

しかしその後カルチョポリの影響を受けて降格。2008年には再びセリエAに戻ってきたものの、再びセリエBへと戻った。

さらに2012年には更なる八百長スキャンダル(クリスティアーノ・ドーニやジュゼッペ・シニョーリが逮捕された事件)によってレガ・プロ(3部)への降格処分が言い渡された。

昨季はファブリツィオ・ミッコリを獲得するなど話題を集めてプレーオフまで進んだが、最終的に昇格を逃し、今季もグループC6位で3部残留が決定している。

その一方でクラブは経営難に見舞われており、現所有者のサヴィーノ・テソロ氏は2月に売却することを公式サイトで宣言した。

その後はバーレーンの王子やマッシモ・フェレロ(サンプドリア会長)などの名前があがっていたが今のところは特に進展は無く、状況が心配されている。

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