2018FIFAワールドカップ・アジア2次予選グループFの初戦、ベトナム代表とタイ代表の試合が24日にバンコクで行われた。三浦俊也監督率いるベトナムは惜しくも0-1で敗れ、アウェイでの勝ち点獲得はならなかった。
試合は序盤からホームのタイが圧倒的にボールを支配。ベトナムは自陣に引いて守り、カウンターを狙うが、前半に放ったシュートはタイが7本に対し、ベトナムは僅か3本。
ボール支配率ではタイに64%も握られる苦しい内容で、ベトナムのファウルがかさむ展開。それでもGKトー・ビン・ロイをはじめとした守備陣の粘りもあり、前半はなんとか無失点で切り抜ける。
後半に入っても流れは変わらず、ベトナムは自陣に押し込まれるが、FWレ・コン・ビンがカウンターで何度か決定機を迎える。しかし、相手GKがペナルティエリアを飛び出してクリア。双方ともにゴールが遠い展開が続く。
そんな中、ベトナムは72分に中盤の潰し屋グエン・ミン・チャウがこの日2枚目のイエローカードで退場。数的不利に立たされたベトナムは、81分にMFポックラウ・アナンのゴールでついにタイに先制を許す。
結局これが決勝点となり、ベトナムは奮闘虚しく初戦黒星スタートとなった。
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記事提供元:「三浦ベトナムは敵地で臨んだ初戦で宿敵タイに惜敗@Vietam Football」